ウクレレ

ハンドクラフトギターフェス2026 番外編

ファンフレット スーパーテナー

昨年インスタで海外の製作家がファンフレットのウクレレを作っていたのを見て、面白そうだから自分もそのうちに実験的に作ってみたいなーと漠然と思っていました。
2月に図面を書いたもののすぐには手がつかず、4月になってふと思い出し「よっしゃ作ってみるか!」と材料を選んで製作開始。
とはいえやはりお客さまのオーダーやハンクラ向けの製作がメインなので、仕事がちょっと早めに終わった夕方とか土曜日とか、ちょっとずつ進めていたのでした。
ハンクラには無理だろなーと思っていたのが今月になって加速し、何とか仕上げることができた次第です。

SLTC-3420s/ff

・ホンジュラスマホガニーネック
・エボニーヘッドプレート
・4連リバースヘッド
・UPTペグ
・エボニー指板 アバロンドットポジマーク
・400R指板 ファンフレット
・シトカスプルーストップ/セデュアサイドバック ボディ
・カッタウェイ
・ファンフレット用非対称ボディ
・アイボリーバインディング+白黒パーフリング

価格:未定

ファンフレットと言うのは、ギターで時々見かける新しいスタイルで、低音側(ギターの6弦側)の弦長を1弦側の弦長よりも長くすることでよりハリのある重低音を得られるように設計された仕様です。
ウクレレにそれを採用する場合は当然Low-G専用となるわけですが、これが果たしてウクレレに必要とされるのか。この楽器を使ってどんな曲がどのように演奏されるのか、なんとも言えないところです。

ただ、こうやって新しいスタイルの楽器が生まれるとどこかにひとりくらいはその楽器からヒントを得て新しい音楽を作っている演奏家がいるのではないか。また、それが製作家の役目なのではないか。というような漠然とした思い、期待で形にしてみたわけです。

この楽器の製作にあたって、今までのテナーとは違う音にしたく、力木の構造なども工夫してみました。かなりボリュームとパワー感のある力強い音になったと思います。
1弦側がテナースケール、4弦側がもう1フレット分長いスーパーテナーというスケールになっています。一見弾きにくそうに見えますが、弾いてみると案外普通に弾けてしまうので面白いと思います。

ハンクラ会場で弾いてみて、是非感想をお寄せください。楽しみにしています。

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