音楽

Buzz Feiten

ギターというのは(もちろんウクレレも)、元々音程の合わない楽器です。弦を指板に向けて押し付けながら弾くので、その時に弦が伸びてしまうんですね。その分、どうしても音程に誤差が出てきます。

弦高がゼロならそれほど誤差は無いのですが、それでは音が出ない。難しいところです。

もう何世紀もの間、数々の職人たちがそれをなんとか克服しようといろいろなアイディアを出してきました。細かな説明はまたの機会にゆずりますが、その中の一つのアプローチがアメリカでミュージシャンの手によって開発された、「バズフェイトンチューニングシステム」です。

ゼロフレットの位置を調整し、オクターブピッチの合わせ方を通常と違う特殊な方法で合わせるやり方で、ハイポジションでコードを押さえた時などにとてもクリアに和音が響くようになります。いずれウクレレにも取り入れていく予定です。

ティーズギターでは数年前にアメリカへその技術を習得しに行ってきました。担当は弊社専務の高橋謙次。僕の双子の弟です。

この技術を習得したのは、なんと日本ではティーズギターが初めて。現在は他のリペアショップでも資格を取得したとこも増えてますが、トレーナーの資格を持っているのは今でも日本で(アジアでも)ただ1人です。
先月も地元長野の新聞に紹介されたんですよ。(^^)

今回、アメリカのバズフェイトンのサイトで、弟のインタビューが紹介されることになりました。サイト自体は英語ですが、日本向けのページはちゃんと日本語で作られています。

是非一度ご覧になっていただければと思います。→ こちらへどうぞ!

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