最近お問い合わせの多い、セイレンウクレレの納期についてお知らせいたします。
昨年からの新型コロナによる外出自粛生活の影響で、国内外問わずアコースティック楽器の需要が高まっているとニュースなどでも報道されています。日本国内の楽器店でもかなりウクレレの問い合わせが増え、販売も好調だと聞いています。
その影響もあってか、セイレン工房でもここ数年の間ずっと増え続けていた受注のペースが、昨年春くらいから上乗せして増えてきているように思います。
実際のところ、3年前には新規のオーダーに対して半年ほどの納期で製作が可能だったのですが、現在はバックオーダーの数も200を大きく超える状況で、新規の注文に関しては受注から納品まで1年半から2年を要する状態になっています。
「完成までのんびり待ちますから、慌てないで作ってくださいね」と言っていただけるお客さまも多くいらっしゃるのですが、正直なところを言うと精神的なプレッシャーがかなり高まっていまして、「このままオーダーを受け続けてはいけないんじゃないだろうか…」「納期の見通しがつくまでしばらく受注を停止したほうがいいのだろうか…」と危惧するに至っています。
ただ、この受注増がコロナによる一過性のものなのか、それともありがたい事にセイレンの人気が実際に高まってきているという事なのか、それが自分たちでは見極めが出来ず、どうしたものかと頭を悩ます日々が続いているところなのです。
悩んだ末に ですが、「突然に受注停止」というのも申し訳ないので、とりあえず現在の状況をお知らせしておくのがいいのかなと思い、キーボードを叩いている次第です。
近い将来に、しばらくの間ご注文を受けることを停止させていただく可能性がある、ということをご案内させてください。
その場合、せっせと製作を進めて、少なくともバックオーダーが100本以内に収まる程度になれば納期のご案内も誤差が少なくなり、受注を再開できるようになるのかなと思っています。
とりとめのない文になりましたが、まずは状況のご報告まで。
今後ともセイレン製品のご愛顧をよろしくお願い致します。