森の中の工房に憧れてる、ってこのブログに書いたのはいつだったっけね。もう2年近く前なのか。。。
http://seilen.co.jp/archives/4469
ここ数年、気が向くと車で八ヶ岳方面に気晴らしに出かけて、なんとなく「どこかにめちゃ安でだだっ広い土地がないかなぁ。。。」なんて思いながらドライブしてた。
まぁ無いよね、普通。
住宅地では当然木工機械の音が問題になるし、別荘地ならもっと問題。そんなに都合のいい土地なんか無いよなぁと諦めてたんだけど、去年の秋の終わりにたまたま通りがかった道路脇に「売土地」の看板。
自分たちの条件にかなり近い物件で、すぐに電話するも「すでに購入希望者が決まっている」とのこと。そうだよねぇ。。。
ってとこからドラマはスタートしたわけですよ。ね。
長くなるんで紆余曲折は「中略」することにしますが、なんだかんだで「セイレン八ヶ岳工房プロジェクト」が12月にスタートしました。
60歳(ちょい前)から何年間出来るのかわからないけれど、僕高橋信治の最後のステージがここ、この場所になるはずです。
「何をやるべきか、何をやらないべきか」
今までの僕はなるべく沢山のものを持とうとして必死になっていたんだと思う。でも去年の58歳の誕生日にいろんな事を考えて、「もう、両手いっぱいに持ったままでは、自分の目的地まで歩いていけないかもしれない。」ということに気がついた。
60歳を目前にして自分が何をしたいのかを真剣に考え、やっと「理想の工房」に辿り着けそうです。
75歳まで仕事が出来るとすれば15年と少し。自分の仕事に集中して製作&創作活動が続けられることがすごく楽しみで、今からワクワクしています。
余裕が有れば、楽器だけでなく木工小物や革細工などの今まで興味があったけれどじっくりと取り組めなかったことにもチャレンジ出来たらいいな。
幸いにして妻である真由美は僕の最大の理解者で、いつも背中を押してくれる人でもあります。ふたりだけのセイレン工房、になります。
標高1100m、めちゃ寒いところらしいけど、今年の秋の終わりには新しい工房が蓼科にオープンする予定です。
八ヶ岳方面に遊びに来た時にはぜひお立ち寄りください!(^^)/