森の中の工房に憧れる

森の中、あるいは小高い丘の上にポツンと佇む工房、というイメージはずーっと昔から胸の中にあって、でもまぁどちらかと言えば具体的な目標とかいうものでは無くて、漠然とした憧れとして時々ふと頭の中にその風景が蘇ってきたりする。

つい最近も、山の中に住む木工作家、田淵義男さんの本を読んでその思いがまだ心にあることに気がついたし、今週もぶらりと八ヶ岳をドライブしている時に妄想がずいぶん膨らんでしまったりした。

セイレン工房は松本というとても素敵な街にあって、朝夕に眺めるアルプスは誰に対しても自慢できるし、程よい田舎暮らしという意味でとても暮らしやすい。
でも、実際はマンションと工房との行き返りは無機質な国道を10分ほど走るだけで、季節の移り変わりは少し郊外に出ないと実感できない。ちょっとつまらない。
若い頃からの「いつかこんなふうに暮らせたらいいな。」という思いは、50代も後半になってくると「いつか、っていつだ?」という疑問を伴ってくる。

今のままずっと暮らしてて、それで例えば5年とかでそのまま死んじゃったりしたら。漠然とした憧れを、憧れにしたままに墓に入ってしまうとしたら。

なんかそう思うとちょっと切ないのよね。

でもマンション暮らしは気楽だし、食事に行くのにも病院に行くのにも便利。歳をとった生活にこそ街中がいいはず。
森の中に暮らして買い物も不便で、自分で薪割りして暮らすなんて無理むり。大体、生活変えるにはすごくお金もパワーも必要になる。

そう思うんだけどねぇ。。。(笑)

どっか八ヶ岳あたりにほど良い空き工房とかないかしら。

でもさ。こういう事って、こうやって書いちゃうと動き出しちゃったりするのよね…。
怖いわ。(笑)

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