ウクレレ

セイレン工房の梅雨対策

工房にエアコンを取り付けました。

目的は、冷房では無くて除湿。

気候的には蓼科は夏の最高気温が31〜32度くらいだからエアコン無くても充分過ごせるんだけど、梅雨から梅雨明け後のしばらくの間はどうしても湿度が60%から70%になる日があります。

安定した品質の楽器を作るためには、製作工程で常に湿度を50%前後に保つ必要があります。

去年は家庭用の除湿機2台で何とか頑張っていたんだけど、湿度が入らないように締め切った工房で除湿機を使うと、副作用で室温が上がります。

結果、空気はまあまあ乾燥するんだけど人間は汗だくで作業する事に…。

室温が上がらない除湿機というのを色々調べた結果、エアコン入れるのが手っ取り早いと言う結論に達したわけです。

壁に付ければ場所も取らないし、様々な場面でちょっと室温や湿度をコントロール出来るのも助かるなと期待しています。

蓼科の爽やかな気候の中で窓を開け放って気持ち良く仕事をしたいところだけれど、そんな日は案外湿度が30%を切っていたりして窓を閉め切って部屋を加湿しながら作業していたりします。

そんなわけで、木工という仕事はかなりインドアで、常に閉鎖的な環境での作業が続きます。木を削るから木埃も大変だしねぇ…。

休憩時間は外の芝生に出て大きく深呼吸。

しばし犬と遊んで気分転換に庭木を眺めて。そんな日々のセイレン工房です。

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