ウクレレ

ハンドクラフトギターフェス2024 展示楽器の紹介〈その1〉

Tokyoハンドクラフトギターフェス2024まであと1週間となりました。

 今年は5月25日(土)、26日(日)の2日間開催されます。

セイレン工房ではすでにほとんどの展示楽器が完成し、錦糸町のハンドクラフトギターフェス会場でお客さまに見ていただくのを待つばかりとなっています。

今日はまず、その展示楽器の中からソプラノとソプラノロングの4本を選んで紹介いたします。

展示会での販売価格は、1点ものという事と展示会での特別価格ということで通常の販売価格とは違っていますので、展示会終了後の価格は変更になる場合があります。
また、全く同じものをオーダーしていただく場合も価格は変わってきますのでご了承下さい。

【ソプラノ】

SLVS-128 ソプラノビンテージスタイル(12フレットジョイント)

仕様

アンティークキューバンマホガニーボディ
アイボリーバインディング + 白黒細パーフリング
ローズウッド指板
ラッカーつや消し仕上げ
ソプラノスケール(345mm)

19世紀(1800年代の終わりごろ)にイギリスで作られた古い家具の修理の際に、分解再構築して残った板材が手に入ったので慎重に挽き直して製作しました。
時代背景と木の質感から考えるとキューバンマホガニーであろうと思います。
きめ細かで美しい木目と、その軽やかで優しい音色が印象的です。
シンプルなアイボリーバインディングの装飾にしてヘッドのシェルロゴもそれに合わせてメイプルに変更しています。


SLS-800 ソプラノ(14フレットジョイント)

仕様

ハカランダボディ
エボニー指板 アバロンダイヤ型インレイ
ウレタンつや消し仕上げ
ソプラノスケール(弦長358mm)

10年以上寝かせたストライプの美しいブラジリアンローズのソプラノです。
お求め頂きやすいように装飾は控えめにしましたが、何か特別なワンポイントと思いアバロンの色の綺麗なところを選んでダイヤ型(ひし形)のインレイを入れました。
なかなか市場には出回らないハカランダソプラノ。楽器用材の王様と言われるハカランダならではの澄んだ音色をお楽しみください。


SLSP-275 ソプラノパイナップル

仕様

ハワイアンコアボディ(5Aグレード)
ロープバインディング
マホガニーネック
ハワイアンコア指板、ブリッジ
パイナップルヘッド
ウレタンつや消し仕上げ
ソプラノスケール(弦長358mm)

展示会でも毎回大好評な「ハワイアンコア+ロープバインディング」のソプラノ。
「そういえばパイナップルシェイプバージョンって今まで作ってないかもねぇ…」という話がきっかけで作ってみました。
やっぱり可愛いですねぇ。(^^)
少しワイルド感のある5Aコアを使い、指板とブリッジもコアで統一。
古いハワイのパイナップルウクレレの雰囲気に仕上がりました。
音色はパイナップルらしい豊かな中低音ながら音がぼやけることなく力強くカラッとした表情ですね。


ソプラノロング

SLSPL-654 ソプラノロング パイナップル

仕様

ハワイアンマンゴーボディ
アイボリーバインディング+パールセルパーフリング
マホガニーネック
ローズウッド指板 + 白蝶貝インレイ
パイナップルヘッド + ダイヤ型シェルロゴ
ウレタンつや消し仕上げ
コンサートスケール(弦長380mm)

ハワイアンコアと並んでハワイをイメージする木、マンゴーのソプラノロングサイズ(コンサートスケール)です。
マンゴーの色味に合わせてアイボリーのバインディングと、パールセルというキラキラしたプラスティックのパーフリングを使いました。
ほぼ白蝶貝に見えるけど樹脂なので価格がリーズナブルに抑えられます。

指板のポジションマークは2ミリ×4ミリという小さな白蝶貝を2個合わせて四角にしています。パーツが2つに分かれることで光の反射具合が変わりキラキラとしてなかなかいい感じですね。
このポジマークに合わせてヘッドのシェルロゴもアバロンと白蝶貝をダイヤ型に組み合わせて作ってみました。初めてのデザインなのでオンリーワンなパイナップルに仕上がりました。
音色はマンゴーらしい丸くて優しい音ながら、コンサートスケールになる事で音に張りもあってソロ弾きにも使いやすいと思います。


SLVS-265  ソプラノビンテージスタイル(12フレットジョイント)

(画像はしばらくお待ちください)
(動画未掲載)

仕様

ハワイアンコア5Aボディ
べっ甲バインディング + 細ロープパーフリング
ハワイアンコア指板 + センター細ロープ飾り
弦長345mm


その2へ続く

 

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