今日11月10日は今まで借りていた松本の工房建物の大家さんへの引き渡し。
全てのものを運び出したガランとした室内を眺めるとちょっと胸がキュンとするような感覚があります。
2011年にセイレンをスタート。
最初の2年間はOEMで作ってもらった楽器を販売するのが主な目的だったので住宅地の中の小さな事務所を借りての営業だったんだけど、3年目から目指す方向を少し見直して本格的にSeilenブランドを作り始めるにあたってどうしても工業地域に移転する必要がありました。
ほんの600mくらい離れた木工団地の中のこの物件を見つけて引っ越してからは塗装設備が充実したのですごく仕事がやり易くなった。（それまでは窓に家庭用換気扇付けて…みたいな設備だった…?）
この野溝工房から旅立った楽器たちは1200本以上。
皆それぞれオーナーさんに可愛がってもらえてるだろうかなぁ。。。 思い出深い工房だけれど、これでお別れです。
ホントにありがとうね。お世話になりました。 これからは蓼科でセイレンの第3期が始まります。(^^)