と言っても、いっちばん小さなサイズでしかも10年落ちの中古だけど...。
それでも今までは外部に委託していた「木材の乾燥」という工程を、自社管理出来る!というのは大きなメリットです。
画像は、この夏にハワイから到着して天乾(天然乾燥)していたコア材を入れてみたところ。
現在含水率20~30%の状態を、2~3週間ほどで含水率5%前後まで持って行きます。
単純に庫内の空気を乾燥させるのではなく、水蒸気を使って湿度と温度を与え、木材の内部と外部のバランスをとりながら乾かして行くんですね。実際、稼動直後はかなりの湿度を加えます。
乾燥終了後しばらくなじませて、新春早々には使える状態に。
この乾燥工程の仕上げ方で、木の締まり具合や音色などが微調整できるかな、と期待しています。(^^)
木材乾燥はとっても奥が深くて、研究に関してもかなり長い歴史があります。こーんな厚い本と首っ引きで勉強しながら工程を進めなくてはなりません。でも、楽しみ(^^)
しかし、灯油代かかりそうだなー(泣)