先週の日曜日は安曇野市にある「安曇野ワイナリー」に行ってきました。
ワイン醸造家として有名な戸川英夫さんから、ワイン用のブドウの植樹会にお誘いいただいたんです。[E:happy01]
いつもお世話になってるチーズとワインのお店、「ジュレ・ブランシュ」さんが音頭をとって、うわさを聞きつけたワイン好き、酒好き、美味しいもの好き、イベント好きな友人が集まるわ集まるわ(^_^;) 総勢50名を超える大賑わいの集まりでした。
ブドウ畑の向こう側に佇むのは去年7月にグランドオープンした安曇野ワイナリー本館。淡いピンクのきれいな建物。
30センチほどの長さの苗なんですが、ブドウって接ぎ木するんですね。知らなかった。
病気に強い根っこを持つ品種の20センチほどの長さの茎に、別のおいしいブドウが生る品種を接いであるんです。上部の苗が地面に不要に近づくと、そこから根が生えてしまって病気が入りやすくなってしまうそう です。だから苗を植えるときに接いである部分が地面から10センチ以上になるよう植えなくてはなりません。苗と苗の間隔もきちんと揃えて85センチ。
色んな工夫があるんですね。勉強になるなぁ。
ブドウを植えるための土にもびっくりしました。
おいしいワインを作るための土地、ということですごく肥えた畑を想像していたのですが、実際はご覧のようなジャリジャリの小石混ざりの土。土というより土砂って感じ。
「肥えた土だと木と葉っぱばかり育って、あまり実が生らないんです。
逆に痩せた水はけの良い土に植えることで、ブドウの木にストレスを与え、『僕、死んじゃうんじゃないか』と思わせることで木が子孫を残そうと、力を振り絞って強い実をたくさん生らせる。
その実をまた間引いてあげることで、本当に質の良いワイン用のブドウが育つんです。」
すごいですね...。ブドウも人間も甘やかしちゃいけないんだなぁ。納得。
<続く...>