大学に行かなかった僕にとって、「大学で講義を聞く」というのは、なんとなくあこがれることだったりします。
10代の頃にはうっとおしかった勉学というものが、歳を取るにつれて「もう一度学びたい。地球や宇宙や生物や人のことを学び、自分は果たして何者なのかを知りたい」という気持ちが高まってきたりします。
今日、ネットで見かけたニュースで、かの東京大学がポッドキャストを使って大学の講義を無料提供し始めたと聞きました。
「宇宙と素粒子」とか「物質の生い立ち」とか、わくわくするような内容です。早速家に帰ったら聞いてみよう(^^) でも...寝ないで聞けるだろうか(^_^;)
昼休みに初めの部分だけ聞いてみましたが、小柴昌俊教授の言葉が印象に残りました。
「学者というのは、たくさん物事を知っている人達だと思われがちだが、実際は『あれも分からない、これも分かっていない』ということを知っている人達なのだ」(大意)
僕も、物事を分かったような顔をして語るのを気をつけなくちゃと思いましたよ。