後藤ガットからバイオリン用のフリクションペグが発売されているので前から気になっていたんです。
今回、バイオリン用の一番小さなものを取り寄せ、ウクレレ用にネジの長さを特注して使えるようにしてみました。
名前は、「MVT-Mini」です。
ギヤが入っているわけではないのですが、細かな工夫がされていて動きはとってもスムーズです。
特筆すべきはその重さ(軽さかな?)
T's Ukuleleに標準装備のUKA-3MTの重さは1個当たり8.4グラム(ブッシュ含む)。
それに対して、MVT-Miniの重さはなんと4.2グラム。半分です!
1円玉4個分の重さ!!です。
当然音色にも影響してくるはずですね。
今回の試作品には牛骨のナットサドルが付いているのですが、僕の想像するにはきっとこのペグにはエボニーのナットサドルがビジュアル的にも音色的にもぴったり合うはずです。
来週あたりにでもナット交換して試してみるつもりです。(^_^) お楽しみに!
あ、そうだ!大事に取ってあるビンテージマホガニーの材料を使って、Style-0の感じで古い1920年代のマーチンのヘッド、MVT-Mini、細いフレット、エボニーのナットサドル、みたいなスペックで作るのも面白いかもしれませんね。
きっとウクレレ本来の素朴で素敵な音色が作れるはず!あー、楽しみだなー(^^)