ハンクラ2016、主だった展示楽器の紹介です。
まずはソプラノ。
【SLS-254em】
4Aハワイアンコアのボディに細かなロープバインディング。指板センターにはヘリンボーン模様を入れ、ポジションマークはマーチンエンプロイモデルタイプになっています。 メイプルとピンクアイボリーで作った小さな市松模様のポジマークが可愛いく仕上がりました。
【SLS-500】
小笠原母島で伐採されたタマナの木を使ったソプラノ。この優しい音色を是非聴いていただきたいです。
【SLC-905】
30年以上寝かされた極上の杢入り栃の木のコンサート。今回は漆塗りで仕上げてみました。深い色合いが美しい!
(漆塗り完了後1か月ほど経っていますが、念のため、お肌の弱い方は試奏時にご注意ください。声をかけていただければスタッフが音色をお聞かせする事も出来ます。)
【SLTS-820/h】 ヒューオンパインのトップ、ハカランダサイドバックのテナーウクレレ。 ヒューオンパインは100年で10センチほどにしか成長しない、とっても緻密な年輪を持った特別なスプルースです。バックのハカランダも取って置きの杢入り!この杢はなかなか見られないと思います。 オフセットサウンドホール、スラントカッタウェイ、スロッテッドヘッドで特別な一台に仕上げました。
【SST-905】
ず〜っっと前から作ってみたかった、ミニストラトのウク
少し薄めのボディ(40ミリ)にテナーネックがついてい
ボディトップバックは栃の木。センターはアルダーを刳り
スタイリッシュなウクレレをお探しのあなたにお似合いです(^^)
【AMB-202FL】
弦メーカーとのタイアップで専用弦を開発して実現したモバイルベースシリーズですが、弦メーカーからは「フラットワウンドは音色の面であまりお勧めできないから無理」と言われていました。
しかし、なんとかならないだろうかとしつこく開発を依頼していたところ、今年になって新しい素材が登場!Black tape Nylonのフラットワウンド弦が完成しました。
もう音色は完全にウッドベース。合わせて製作したフレットレス仕様のAMBとベストマッチしています。会場でぜひこの音色をご確認ください。
フラットワウンド好きなベーシストに強力にお勧めです!
なお、この弦を使ってのエレキベースEMBシリーズも製作可能です。
【SLG-252】
こちらもここ数年ずっと作りたかったアコースティックギター。
306ミリと、少し短めのスケール。ボディサイズもドレッドノートなどよりは一回り小さめで、柔らかな音色を狙って作っています。
ハワイアンコアボディ。12フレットジョイント。スロッテッドヘッド。
やっぱりハワイアンコアは美しい。自分で作ってもそう感じてしまいます。
【SLG-100s】
こちらは同じサイズで、アコギとして標準的な「シトカスプルーストップ/ホンジュラスマホガニーサイドバック」という仕様です。14フレットジョイント。