昨年11月に発売を開始して以来大好評をいただき、また先日のアメリカのNAMM SHOWでも世界の注目を集めた、ティーズ製のエレキウクレレ「ECシリーズ」。
お客様からは発売当初から「テナーは無いのか!」という声が多く寄せられ、僕自身もどんな楽器になるのかすごく興味があって、「なんとか早く試作をしなくては」と焦っていました。
やっと年末年始のドタバタやNAMM SHOWも終わり、早速超特急で試作を進めています。
ボディシェイプでかなり悩んだのですが軽量化という目的もあって、シンプルにECの雰囲気を継続することにしました。ティーズの通常のテナーよりは一回り小さいサイズです。
上の画像がそのサイレントテナー、「ET」のボディですね。チャンバー加工が終わり、これからトップのマホガニーを接着するところです。
左側がチャンバー加工(空洞にすることです)をする前、右が加工後なんですがこの作業で結構重さが違ってきます。
ちなみに実測値で左側が740グラム。右側が490グラム。
加工前に比べておよそ66%、2/3の重さまで軽くなっています。
この工程のあとトップを接着し、次はボリュームなどが入るキャビティを掘り込みます。ここでもさらに軽量化が出来ることになりますね。完成時には何グラムになるんでしょうね。
このいくつもの空洞によって音色もアコースティック感たっぷりになり、あのECシリーズと同じ「クリアでスウィートなサウンド」を実現しているんですね。(^^)
2月前半までには試作を終え、量産に移れると思います。
通常モデルのSDやCSも製作が追いつかない状態でT's工房はフル回転なのですが、なんとかElectric Tenor 「ET」も3月中にはデビューさせようと僕もスタッフも頑張っています。
ご興味のある方は是非お早めに楽器店のウクレレ担当さん宛てにご予約を!!お願い致します。
もちろんティーズ高橋宛てにもお問い合わせやご予約、お待ちしております!(^^)
よろしくお願い致しますね。