音楽

ストラディバリウス 【レインヴィル】

P7070832s6月後半からは、決算時期なんてこともあってなかなか更新が出来ませんでした。m(__)m
ようやくひと段落で、ほっと息をついています。

さて、以前このBLOGでも触れたストラディバリウスですが、なんとその名器を本物を間近に見る機会があるということで勇んで行って来ました。

場所は安曇野市の穂高ビューホテルのレストラン、「シャモニー」。

『地産地消』をテーマに、地元安曇野産の食材を生かした料理に川端総料理長が腕を揮い、同じく安曇野の「スイス村ワイナリー」で作られたワインと合わせていただこうという極上のディナーです。うれし。(^^)

今回は、すでに定員一杯になっていたところを、スイス村ワイナリーのワイン監督、濱さんのの特別のご配慮でティーズの社員数名を伴っての出席です。ありがとうございます。

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少し甘めのワインで始まり、料理は鱸(スズキ)の洗い、信州サーモン、信州牛と続きます。P7070810s
信州サーモンというのを僕は知らなくて、勉強不足を痛感。虹鱒とブラウントラウトの交配種だそうです。すごく柔らかで甘みがあって美味いです
よー。脂が少なくてすごくさっぱりしてるから、「ギトギトした魚は苦手」とおっしゃる女性にもお勧め
です。

から揚げしたナスの上に乗ってきた信州牛のローストも柔らかくておいしかったです。

P7070823s色んな味覚のお料理を、甘口辛口、赤白ロゼの色んなワインと合わせてみながらいただ
けるのは、もう贅沢としか言えません。レストランでこんなにワイン並べられないもんな。

僕も段々とそれなりに歳を取ってきまして、30歳も半ばを過ぎた頃からP7070816s「やっぱし、おいしい和食においしい日本酒が最高だよなー」なんて言っていましたが、まだまだ世界が狭かったですね。ワインに合う和食、和食に合うワインもあるんですね。
これ、全部信州産なんだもんなー。は~、信州最高!

さて、食事も終盤。甘~いデザートワイン(ナイアガラの果実を凍らせてから作ったワイン)が出てくる頃に、いよいよストラディバリウスの登場です。

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今日の演奏は、瀬崎明日香さん(バイオリン)、椙岡弥生さん(ヴィオラ)のお2人。お2人とも海外留学の経験もあり、まさに才媛。

特に瀬崎さんは国内外で色んな賞を受賞し昨年からはストラディバリウス『レインヴィル』(1697年製)という名器を貸与されています。

正直言うと「クラシックだから、演奏始まったら眠くなっちゃうかな?」と思っていたのですが、逆にその音を聴いたとたんに背筋が伸びつつもうっとりするわ涙は出るわという状態でした。

素晴らしいとしか言えない。ほんとに柔らかく深い音色です。弦楽器ならふつうキンキンしそうな1弦高音部も甘い音色が響きます。バイオリン、いいなー。

椙岡さんのヴィオラも、何と言うかとってもノスタルジックな音色で深いです。一緒に演奏されるのは初めてだったそうですが、信じられないほど息があった演奏だと思いました。ため息...。

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今回は、濱さんのご好意で演奏会終了後、ホテルのバーに場所を移した打ち上げにも混ぜていただき、ティーズの若手社員と共に「舐めるように」ストラディバリウスを拝見したり、演奏を聞かせていただくことが出来ました。

濱ワイン監督、瀬崎明日香さん、椙岡弥生さん、それから穂高ビューホテルの太田支配P7080858s人(ソムリエでもいらっしゃいます)。本当にいろいろとお世話になりました。

感激の一夜だったなー。うれしいです。モチベーション上がりました。m(__)m

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