ウクレレ セイレン工房

セイレン蓼科工房、いよいよ製作再開です!

10年間使い込んだ作業台は現役続行です。

標高1130m。蓼科中央高原の空は青く澄んでいます。 工房外壁はレッドシダー!

マホガニーソプラノの木取り作業

木取りしたコア材をブックマッチに接ぎ合わせ中。

 

お待たせしました!

再始動に向けて準備を続けていたセイレン蓼科工房ですが、本日12月1日から製作活動を再開しました!

松本の工房で10月半ばに最後の出荷を終えてから引っ越しの準備に入り、なんだかんだであっという間の1ヶ月半。

今回は、工房から3キロほどの距離にあって日々通勤していた自宅も同時に蓼科に引っ越しという事もあり、当初予定していたよりも工房再開までに時間がかかってしまいました。
楽器を注文していただいているお客様や楽器店の皆さんなど沢山の方にご不便をおかけした1ヶ月半でしたが、おかげさまで蓼科の素晴らしい環境の中で新しい生活、そして新しい製作活動をスタートすることが出来ました。

コンパクトな工房にするために要らないものを思い切って捨てて整理し、それでも大変だった引っ越し作業。 荷物を運び終えてからまた改めての家と工房の再構築。

もう社員も居ない夫婦2人だけの工房ゆえ、話し合ったり喧嘩したり力を合わせたりしながらの6週間の作業はこれからの2人の生活の土台を作る時間でもあったのだと思います。

工房の稼働準備をしながらの日々はある意味納期の無い時間で、忙しいながらもそれほど気が追われることがなく、夕飯後にストーブの前でうつらうつらしながら「このまま60歳から早めに年金もらってリタイアなんてのもありかなぁ。。。」なんて考えも頭をよぎったりもしましたが、いやいや今や世は人生100年時代。しかも住宅ローンもばっちりあるからね!という現実にハッと目覚め、楽器のオーダーリストも再確認しつつちょっとシャキッとして、あと15年かそこらは頑張ろうと気持ちを新たにしたのでした。

まだやるべき事は山積みだしやりたい事も沢山ある。のんびりしてはいられないよね。 と言うわけで、2020年年末を控えた12月1日からのセイレン工房再稼働です。

この地で楽器を作ることができる幸せ、そして沢山の皆さんに愛される楽器を作れる幸せを感じながら1本1本大切に作っていこうと思います。

セイレン弦楽器工房を、これからも末永くよろしくお願い致します。?

セイレン弦楽器工房
高橋 信治・真由美

 

なお、新しい連絡先は下記のとおりです。

〒391-0301 長野県茅野市北山5726−2
TEL:0266-75-0282 FAX:0266-75-0281
MAIL:info@seilen.co.jp

*COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止のため、当面の間は工房見学や、工房ををご訪問いただいての楽器注文は受付を停止しています。ご了承ください。
ご注文に際しては、まずは電話やメールなどでお問い合わせをお願いします。

-ウクレレ, セイレン工房