海外で初めて会った人に挨拶する時、なんて言います?
遠い昔ですが学生の頃(35年前か…)、確か学んだのは、
「How do you do?」
でしたよねぇ。でも、実際は誰もそんな言い方はしないようです。
では何と言うかというと、殆どの場合は
「Nice to meet you!」
です。 「How do you do?」はだいぶ堅い言い方のようです。
で、何度か海外に旅行をして、現地に友人が出来たりすると、久しぶり、1年ぶりに会って声を掛け合う、挨拶をするなんて場面が出てきます。
こんな時はなんて言いましょうか?(^^)
僕はウクレレエキシビションに来始めの頃、カマカのファミリー、ケーシーやクリスと知り合いになりました。
ウクレレ界の大御所、ウクレレのロールスロイスと言われるカマカのファミリーですから、最初の挨拶はもちろんもの凄く大きな、「Nice to meet you!」や「I'm very glad to meet(see) you!」でした。
で、2年目にCaseyに会った時、同じように尊敬を込めて、
「Nice to meet you again!」
と言ったんです。
Caseyは一瞬「えっ?」という顔をしましたが、その後はニコッとして普通に挨拶を交わしてくれました。僕も「おや?」と思ったものの、きっと僕の発音が悪かったんだろうと思っていました。
そんな事が何回かあって、いろいろと考えたのですが、どうやら「Nice to meet you!」という言い方も割と堅い言い方なのかな?、と思い当たりました。
で、よく観察していると久しぶりに会った人たちはたいがい、
「Good to see you (again)!」
と言って握手を交わしています。
なんだ、そう言うのか。と思い、その後は「Good to see you !」を連発しているタカハシです(^^;; グットゥスィーユ!ね。
アメリカは、初対面で紹介し合えば後はファーストネームで呼び合う、言わば「友達」になってしまいます。
年上でも下でも遠慮無く名前で呼び合います。
僕も、ウクレレギルドの創始者Mike Chockに対しても「Hi! Mike.」ですし、二十歳前後の若いミュージシャンからも、「Hi Shinji! Good to see you!」なんて声をかけられます。
案外うれしいものです。(^^)
友達であれば、「Nice to see you.」も堅苦しくて不自然なんでしょうね、きっと。
そういう事なのかな。