ウクレレ

オークウクレレ

さて、久しぶりにウクレレの話題を。(^_^;)

先月からオークウクレレの予約受付けを開始しまして、20台近くのご注文をいただきました。ありがとうございます。

P7150114s ここのところ材料の仕込み作業で、樽材を挽き割って乾燥を進めています。いつもながらこれがなかなか大変な作業で、まず樽材の外側の曲面部分をなるべく薄くバンドソーで切って取り除きます。その後、切断面が滑らかになるようにカンナで削った後(手押しかんな盤という機械を使いますが、直線を削るための機械で曲面を削るので、これがまた難しい。)、3~4ミリの厚みに挽き割っていきます。部屋の中はウイスキーの濃い香りでいっぱいです。

写真は挽き割る工程まで進んだ樽材。この後、厚みを整えしばらく風に当てて乾かします。狂いが出たところで熱をかけて曲がっている板を真っ直ぐに修正し、やっと通常のウクレレ製作工程に入れます。

樽材は材料費自体は安価なのですが、この製材工程に非常に時間がかかり、気合も必要です。約1ヵ月後にはこの材料たちがウクレレに生まれ変わります。もうしばらくお待ち下さいね。

-ウクレレ