楽器用語シリーズ その2

今日は書き込み3連発ですね(^_^;)   どうした?調子良くなった??→自分

えー、今日の言葉は...

   突き板!

ツキ板と書くことも多いのですが、「付き板」ではなく、「突き板」です。お間違いなく(^^)


僕自身も昔は、「薄い板を貼り付けるから『付き板』だろう」と思っていましたが、実際はこの薄い板を作る工程が「突いて作る」から突き板なのだそうです。面白いですね。

英語ではベニヤ(veneer)ですかね。突き板の世界では、以前は0.6ミリの板が良く使われていましたが、現在の日本では0.3ミリが主流だそうです。楽器だけじゃなくて家具の世界でも使われていますが、薄く突ければ薄いほど沢山の面積に使えますので、材木業者は儲かるわけです。

高級自動車の世界では、ダッシュボードの複雑な曲面に、この0.3ミリの突き板をきれいに貼って磨き上げ、塗装仕上げをするという信じられないような離れ業をやってのけます。

数千万円もする真空を利用したプレス機で貼るんですね。すごいです。

それから突き板を作る場面ですが、以前ホクサンという突き板メーカーさんにお邪魔した際に工場の中を見せていただきました。

太い丸太があちこちに無造作に置いてあるなぁ、と思って見ていたら、その丸太は実は0.6ミリにスライスした突き板を、再びきれいに積み重ねてあったものだと分かりびっくりしました。切削ではなく突いて作るので全くロスがないんですねー。すごい。

そうかと思うと、巨大な丸太の両端の中心に機械の芯を固定し、ぐるぐると丸太を回しながらまるでダイコンの「カツラ剥き」状態に突き板を作る機械もありました。

日本の突き板作りの技術は、現在でも世界のトップ水準だそうです。すごいですね。(^^)

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