スチール弦のバリトンウクレレ

バリトンウクレレに関してのお問い合わせが時々あります。

時々と言うのは、年に数回、くらいでしょうか。

「バリトンを手に入れたくて探しているんです。」

という電話が数回あって、それならばと木型を起こして新しく作ってみると、実際はそれほど売れない…という感じで、10年以上前に数台作ったきりで木型も処分してしまい、セイレンではずっと「バリトンサイズは作っていません。」という事で過ごしてきました。

 

自分自身も、他のサイズのウクレレとはキーが違うことから何となく使いにくそうと思い、それほど製作意欲が湧かない感じだったんですね。

 

ところが昨年末。ちょっとした事から「バリトンサイズで21インチスケールのミニギターを作ってみたら面白そう!」と思い付き、俄然バリトンに興味が湧いてきました。

 

とりあえず図面を書きテンプレートとモールド(木型)を作り試作開始。

 

で、実は図面を書いている最中に、

 

「このサイズで、スチール弦のミニギターと、ナイロン弦のミニギター、それからスチール弦のバリトンウクレレを作ったら面白そう❗️」

 

と、ちょっとひねくれたアイディアを思いついちゃったのです。それが2月頃かな?

 


 

そんなわけで、スチール弦のバリトンウクレレ。写真はこちらです。

 

 

ネックはホンジュラスマホガニー、指板はローズウッド、そして ボディはハワイアンコアです。

 

スケールが通常のギターより短くテンションが低めになるために、弦は少し太めのミディアムゲージを張っています。ブレイシングはアコギと同じXブレイシングなのでボディトップもしっかりとテンションに耐えられます。

 

音色は、ハワイアンコアという事もありゆったり感の有る柔らかな音ながら、スチール弦ならではの張りとサスティーンがアコースティックギター的な雰囲気をしっかり出しています。

 

ギターからウクレレに入った人や、逆にウクレレ弾きだけどアコギの張りのある音を求めたい人におすすめ出来ると思います。

 

特に音楽を作っているミュージシャン、アーティストの皆さんがこの楽器に何らかのインスピレーションを受けて使ってもらえるようになったら嬉しいなと思っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。