信州より

交通安全週間

9月21日から30日まで、全国的に交通安全週間です。皆さんは安全運転してますか? 

実はこの4月から僕は、交通安全協会の地域の班長と言う役目を仰せつかっています。といってもそれほど大袈裟なものではなく、各季節の交通安全週間の間、交代で朝の通勤時間帯に街頭で安全指導をするというものです。皆さんもよく見かけるのではないでしょうか。

さて、今朝は僕の当番。正直、制服という類のものは苦手なのですが、こればかりは仕方ない。制服にヘルメット姿で家から1キロほど離れたバス停付近の交差点(三叉路)に1人で立ちました。

どんな感じを想像します?横断歩道を中学生たちが列を成して渡っていく姿でしょうか。行き交い急ぐ車たちを巧みにさばいて子供たちを誘導する。ピッピーとか笛吹いたりして。

僕も初めての時はそう思っていました…が。

実は…こんな言い方しては怒られてしまいそうですけど…

…すごく、暇。 (^^;

周りはほとんど畑。まばらに家が建っています。9月末とあって、少し冷えた空気。曇り空。

僕が当番だった30分の間に、道路を横断した歩行者(中学生)2人。自転車3台。車2台…。寂しい...。

「おっ、歩行者が来たな」と誘導しようとしても、そういうときに車が来ない。遠ぉーくにも見えない。だから何も出来ない。ま、一応元気に「おはようございます」とニコニコと挨拶してみたりはして。自分の存在意義を疑ってしまいます。でも、バスの運転手さんが敬礼してくれたのでちょっと満足。

単に道路を通過していった車は10数台いましたが、それでも通勤時間帯の30分にしては少ないですよねぇ。平和で静かな村の朝でした。

しかし、見ていると親御さんに車で送って貰ってる中学生、多いですね。雨でも無いのに。僕が中学生の頃は、「親に送ってもらうなんて恥」という感覚があったように思います。4キロの道のりを、多少体調が悪かろうがいつも早足で歩いていったものです。時代は変わったんだなぁと思います。

-信州より